最終更新日:2026/05/07
M&A業界の元トップセールスである弊社の代表取締役高野が体験したM&A業界の”リアル”をお伝えします。M&A業界は他の業界と比べるとまだまだ歴史が浅い業界であるため、業界に対して明確なイメージがわきにくいと感じます。
「M&A業界は個人戦なんでしょ」
「高収入でキラビやかな世界だよな」
「激務でやめていく人が多いんでしょ」
など、求職者様からよく耳にする質問です。そのようなM&A業界の身近な質問からコアな質問まで、皆さんが思っている疑問について正直にお答えしていきます。
目次
1.M&A業界の人材とは
M&A業界はチーム戦
M&A業界の人は冷たいというイメージを持たれている方は多くいるかと思いますが実際は、そんなことはありません。
確かに結果や数字にストイックな人は多いですが、営業の世界においてはどの業界でも同じだと思います。
特にM&A業界で活躍している人は、頼れるところは人に頼り、自分で助けられることは他人も助けるといったチームプレーを重視しています。
2.M&A企業ごとの違い
社長が違えば社風も違う
M&A企業各社の違いは、社長です。社長が違えば社内の文化や会社の目標などの社風が違います。
案件に違いがあると思われがちですが、どの会社でも同じようなアポイントをしているのでその点において差はありません。
具体的な社風に関しては、入社してみないと分からないところがありますが、結果にストイックな業界であるためにどのM&A企業でも数字ベースで考えられることは多いかもしれません。
3.M&A業界の年収
中央値と平均値
M&A業界は儲かるという話はよく耳にしますが、実際の年収の中央値はどのくらいでしょうか。M&A業界でプレーヤーとして活躍していた高野の感覚にはなりますが、平均年収は約1,200万円です。
平均値は1,800万円と言われますが、中央値はそれよりも低いです。2,000万円以上稼いでいるプレーヤーは上位20%ぐらいでしょう。
しかし、高収入のイメージのある金融業界の平均値ですら566万円ですから、他の業界と比べると圧倒的に高いと言えます。
平均年収:約1,200万円(高野の実感値)
2,000万円以上のプレーヤーは上位20%程度
金融業界の平均566万円と比べ圧倒的に高水準
4.アポイントリストの作り方
情報屋から集めよう
案件成約には電話アポイントが有効です。そのようなアポイントのリストアップはどこから作成するのでしょうか?
現役時代の高野は、東京商工リサーチや帝国データバンクといった企業が提携している情報屋から自分で選別してアポイントリストを作っていました。
一日300件の電話アポイントは入社一年目の最初の3ヶ月のみでした。それでも20日稼働したら一か月で6,000件になるので、アポイントが獲得できるのが1%だとしても、60件はストックできる計算です。
その後はストックしていたアポイントを成約まで結びつけるために、丁寧に対応していくことを継続していました。
5.地方のM&A企業
企業の場所を確認しよう
M&A企業の働ける地方はオフィスがどこにあるのかに左右されます。もちろん東京、大阪、名古屋などの大都市に本社や支社を置いているM&A企業は多いです。
最近では地方にサテライトオフィスを置いて、その地方に特化して活動している企業もあります。つまり、地方では働けないとか、大都市でしか働けないといったことは基本的にありません。
働ける地方は入社するM&A企業のオフィスを構えている場所に左右されるので、企業ホームページで確認したり、転職エージェントに聞いてみることをおすすめします。
6.M&A業界で活躍できない人の特徴
理想とのギャップ
M&A業界で活躍できない人には特徴があります。それは理想の結果と現状の実績のギャップに心が折れてしまう人です。アポイントの獲得数や案件の成約数などの数字が自分の理想に届かず、あきらめてしまうということです。
M&A業界に転職する人は、前職で優秀な成績を上げてきた人が多く、入社前に自信があふれていますが、思ったように成果が出ず、諦めて退職してしまう人も一定数います。密着取材をしたことのあるM&A企業のエースも、厳しさがゆえに初日で涙を流したと言っていました。
M&A企業に入ったから高収入が確約されるわけでありませんし、それぐらい厳しい世界であるのは事実です。しかし、自分の努力に対して正当な評価や報酬をもらえる業界です。
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