更新日:2026/05/27
営業職は全職種の中でも求人数が多く、人材の流動性が非常に高い職種です。しかし、近年は生成AIをはじめとするテクノロジーの急速な進化により、「自分の仕事はAIに奪われてしまうのではないか」と漠然とした不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、AI時代においても営業職という仕事自体がなくなることは決してありません。むしろ、AIに単純作業を任せることで、人間にしかできない高度な価値提供に集中できるため、AIを使いこなせる営業人材の市場価値は飛躍的に高まっています。
これからの時代に営業職としてキャリアアップや年収アップを実現するには、「自分の営業スキルがどの業界で高く評価されるのか」「将来性の高い環境はどこか」を見極めることが重要です。本記事では営業職の転職を成功に導くおすすめの転職エージェントを厳選して紹介します。
目次
1. 営業系におすすめの転職エージェント10選【2026年最新版】
営業職の転職において、圧倒的な実績と手厚いサポートを誇るおすすめの転職エージェントを厳選して10社紹介します。特化型から総合型まで、それぞれの強みを比較して自分に合ったサービスを見つけてください。
① Right Brothers(ライトブラザーズ)
【おすすめ度:★★★★★】
M&A業界への転職を考えている営業職の方に最もおすすめしたいのが、M&A業界について日本一詳しいエージェントである「Right Brothers」です。M&A業界は1件あたりの成約金額が数千万〜数億円と極めて大きく、インセンティブにより平均年収が2,000万円〜3,000万円を超える企業も多い、営業職の最高峰とも言える環境です。
【Right Brothersの強みと特徴】
② SQiL Career Agent(スキルキャリアエージェント)
【おすすめ度:★★★★★】
営業支援事業で1,400社・12,700商品以上の支援実績を持つ株式会社セレブリックスが運営する、営業職特化型のエージェントです。 最大の魅力は、営業スキルを10項目に分類・評価し、行動特性を16タイプに体系化した独自の「営業スキルの視える化」です。これにより、自分では言語化しにくい強みを客観的に企業へアピールでき、半年以内の退職率をわずか4.1%に抑える高いマッチング精度を実現しています。
公開・非公開合わせて46,000件以上の求人を保有し、成約者の87.8%がIT・無形商材業界へ転職しています。また、成約者の58.5%が年収アップを実現(平均上昇額+81.2万円)しており、法人営業やSaaS業界へのキャリアアップに非常に強いエージェントです。
③ リクルートエージェント
【おすすめ度:★★★★☆】
業界最多水準の求人数を誇る、国内最大級の総合型転職エージェントです。 営業・販売・カスタマーサクセス職の公開求人だけで約18万件、非公開求人も約4.3万件(総非公開求人は約22万件)と圧倒的な選択肢を持っています。IT、不動産、メーカー、金融などあらゆる業界を網羅しており、地方や海外の求人にも強いのが特徴です。
また、転職支援実績No.1の豊富なデータを活かした書類添削や面接対策、年収交渉の代行まで一貫したサポートが受けられます。特化型エージェントと併用し、選択肢を広げるための「守りの1社」として登録必須のサービスです。
④ doda(デューダ / dodaセールス)
【おすすめ度:★★★★☆】
転職サイト、転職エージェント、スカウトサービスの3つの機能を1つのIDで利用できる利便性の高いサービスです。 法人営業の求人だけでも約6万件を保有し、IT営業、機械営業、広告・人材営業など、業種別に豊富な求人を検索できます。自分で求人を探しながら、プロのキャリアアドバイザーによる書類添削や模擬面接も受けられるため、自分のペースで転職活動を進めたい方に最適です。企業から直接「面接確約オファー」が届くスカウト機能も充実しています。
⑤ マイナビ転職 営業AGENT
【おすすめ度:★★★★☆】
人材サービス大手・マイナビグループが運営する営業職専任チームによる特化型サービスです。 約3万件の公開求人と約3,000件の非公開求人を保有し、転職後の定着率は97.5%と非常に高水準です。
キャリアアドバイザーと企業担当のリクルーティングアドバイザーが連携し、企業のリアルな情報を提供してくれます。大手企業や有名企業の独占求人も多く、「年収1,000万円以上」「リモートワーク可」といった条件での絞り込みにも強みを持ちます。
その他のエージェント・サービスも、目的やキャリアステージによっては有力な選択肢になります。複数社を比較しながら、自分に合ったサポートを見つけてください。
2. 営業職に強い転職エージェントを利用する5つのメリット
営業職の転職において、求人サイトからの自己応募ではなく、転職エージェントを利用すべき明確なメリットを5つ解説します。
3. 失敗しない!営業系転職エージェントの選び方
数あるエージェントの中から、自分に最適なサービスを選ぶための4つの重要ポイントを紹介します。
1営業職特化型と総合型を組み合わせて併用する
幅広い業界・職種を網羅し圧倒的な求人数を誇る「総合型エージェント(リクルートエージェントやdodaなど)」と、営業職の専門知識が深い「特化型エージェント(SQiL Career Agentやhape Agentなど)」の両方に登録するのが基本です。これにより、豊富な選択肢と質の高い専門サポートの「いいとこ取り」が可能になります。
2自分の年代・職歴(ターゲット層)に合っているか確認する
エージェントには「20代・未経験向け(ハタラクティブなど)」「30代〜40代のハイクラス向け(JACリクルートメントなど)」といった得意とするターゲット層があります。ハイクラス層向けのサービスに未経験者が登録しても紹介できる求人が限られるため、自身の状況に合致したサービスを選びましょう。
3選考通過率を高めるサポート(書類添削・模擬面接)の質を見る
「初回面談にどれくらい時間をかけてくれるか」「企業に合わせた模擬面接を実施してくれるか」は重要な指標です。例えば、初回面談に60分、面接対策に90分をかけるなど、強みを丁寧に言語化してくれるエージェントを選びましょう。
4キャリアアドバイザーの営業経験と専門性を見極める
担当アドバイザーに営業経験があるか、業界の最新動向(SaaSのThe Model型など)を把握しているかは転職の質に直結します。面談の際に専門的な質問をして的確な回答が返ってくるかを確認し、合わないと感じた場合は遠慮なく担当者の変更を申し出ることも大切です。
4. 【年代別】営業職におすすめの転職エージェント
年代によって求められるスキルや企業の評価基準は大きく変わります。年代別の推奨エージェントは以下の通りです。
5. 【営業スタイル・業界別】おすすめの転職エージェント
営業職と一口に言っても、業界やスタイルによって求められる能力は多様です。目指す方向性に合わせたエージェント選びが重要です。
6. 営業系転職エージェントをフル活用して内定を勝ち取るコツ
ただ登録して待つだけでは、エージェントの力を100%引き出すことはできません。優良求人を勝ち取るための5つのコツを実践しましょう。
7. 営業職の転職市場動向と年収・将来性
2026年現在、営業職の転職市場は非常に活発です。事業拡大に向けて採用を強化する企業が多く、売上の要となる営業職は常に求められています。
稼ぎやすい・将来性の高い業界
固定給とインセンティブのバランスの考え方
営業職の報酬体系は、大きく分けて3つのパターンがあります。
✅ 固定給重視型(インセンティブ10-20%):生活の安定を重視する方向け。
✅ バランス型(固定給・インセンティブ50:50):安定と成果報酬の両方を狙う方向け。
✅ インセンティブ重視型(成果報酬60-80%):実力主義で大幅な年収アップ(M&A業界など)を狙う方向け。
自分のライフスタイルやリスク許容度に合わせて、エージェントに詳細な報酬体系を確認してもらうことが重要です。
8. AI時代到来!AIツールが増えても営業職はなくならない!?
テクノロジーの進化により、営業職の未来に不安を感じる声は少なくありません。しかし、米国労働統計局のデータなどを見ても、B2B営業職の従事者は長期的な増加傾向にあります。AI時代において、営業職の仕事はどのように変化し、どのようなキャリア戦略が求められるのかを詳細に解説します。
AIが代替する業務と「残る業務」の境界線
McKinsey Global Instituteの推計によると、営業業務のうちAIで自動化できる割合は約15〜30%にとどまります。AIに置き換わるのは、あくまで「反復的で定型的な作業」です。
【AIに置き換わる(自動化される)業務】
✅ データ入力とレポート作成:CRMやSFAへの商談記録の入力、週次・月次のレポート作成。
✅ 議事録の作成:音声認識とAIにより、商談の録音から要約・構造化までが自動で行われます。
✅ リードスコアリング:過去のデータから受注確度の高い見込み客を自動判定する作業。
✅ メールの定型文作成:フォローアップやアポイント調整などの一次返信。
一方で、以下の領域はAIによる代替が極めて困難であり、むしろAI時代にこそ価値が高まる「人間にしかできない業務」です。
【人間に残る・価値が高まる業務】
✅ 信頼関係の構築と共感:相手の表情や声のトーンから機微を読み取り、不安に寄り添う力はアルゴリズムでは再現できません。
✅ インサイトの提供と「問い」を立てる力:顧客自身も気づいていない潜在的な課題を掘り起こし、新しいビジネスの機会を提案する力です。
✅ 複雑な交渉と利害関係の調整:B2Bの大型案件などでは、複数の意思決定者(現場、情報システム、経営層など)の間で合意形成を導く「組織政治を読む力」や「調整力」が不可欠です。
AI時代に市場価値が上がる5つの営業スキル
これからの営業職は、「情報処理者」から、顧客のビジネスを設計する「意思決定の設計者」へと役割を進化させる必要があります。生き残る営業に必要なスキルは以下の5つです。
1データリテラシー
AIが出したインサイトや数値を正しく解釈し、次のアクションや意思決定に活かす力。
2プロンプト設計力(AIリテラシー)
AIに適切な指示を出し、求めるアウトプットを効率的に引き出すスキル。
3コンサルティング力
単に商品を売るのではなく、顧客の本質的な課題を特定し、解決策を共に設計する力。
4ストーリーテリング
データやファクトだけでは人は動きません。AIが分析した数字に「顧客にとっての意味」を与え、感情を動かすストーリーを語る力です。
5マルチステークホルダー調整力
複雑な利害関係を持つ複数の部門をまとめ上げ、合意形成を導く力です。
AIを味方にする営業のキャリア戦略
AI時代におけるキャリア戦略の鍵は、「AIに仕事を奪われないか」と恐れるのではなく、「AIに定型業務を任せ、自分はより人間的な付加価値の高い仕事(コンサルティングや関係構築)に集中する」というスタンスにシフトすることです。
実際、AIツールを活用する営業担当者は、生産性を40%向上させ、週あたり約2時間の業務時間を節約し、商談準備や顧客対応に充てているという調査結果もあります。今後の転職においては、IT・SaaS業界やM&A業界など、高度な提案力が求められる領域へ身を置くことが、市場価値を高める有効な選択肢となります。
9. 営業系の転職エージェントに関するよくある質問(Q&A)
Q. 営業職未経験でも転職エージェントは利用できますか?
A. もちろん利用可能です。未経験歓迎のポテンシャル求人を多数保有している若手向けエージェント(第二新卒エージェントneo、ハタラクティブなど)を活用すれば、コミュニケーション能力などを活かして転職を成功させることができます。
Q. これまでの営業実績が振るわない場合でもサポートしてもらえますか?
A. サポートを受けられます。成績不振の理由が「商材の特性」や「市場環境」にある場合も多く、環境を変えることで成果を出せるケースは多々あります。エージェントは数字以外の強み(行動プロセスや顧客との関係構築力など)を引き出してくれます。
Q. 営業職から、営業以外の職種(マーケティングや人事など)に転職できますか?
A. 十分に可能です。営業で培った「提案力」「数値管理能力」「顧客折衝力」は、マーケティング、カスタマーサクセス、企画職などで高く評価されます。幅広い職種を扱う総合型エージェント(リクルートエージェントなど)に相談するのがおすすめです。
Q. 転職エージェントは何社登録するのがベストですか?
A. 2〜3社の併用が最も効果的です。求人数の多い総合型1社と、専門性の高い営業特化型1〜2社を組み合わせることで、情報に偏りなく効率的な転職活動が可能になります。
Q. 地方在住でも利用できますか?
A. はい、利用できます。大手の総合型エージェント(リクルートエージェントやdoda、ワークポートなど)は全国の求人を網羅しており、地方の優良企業の求人も多数保有しています。現在はオンライン面談が主流のため、居住地を問わず手厚いサポートを受けられます。
10. まとめ
本記事では、営業職におすすめの転職エージェント10選や年代・スタイル別の選び方、さらにはAI時代の市場動向やキャリア戦略について解説しました。
AI技術がどれだけ進化しても、顧客との信頼関係構築や複雑な利害関係の調整、潜在的な課題の解決といった「人間にしかできない営業の価値」はますます高まっていきます。そんな時代だからこそ、自身の営業スキルやポテンシャルを最大限に評価し、将来性のある最適な環境へと導いてくれるプロの転職エージェントの存在は不可欠です。
特に、M&A業界という営業職の最高峰を目指すのであれば、圧倒的な支援実績と独自のサポート体制を誇る「Right Brothers」への登録を強くおすすめします。まずは気になったエージェント2〜3社に登録し、あなたの市場価値をさらに高める第一歩を踏み出してください。ご自身の経験を正しく評価してくれる最高の企業に出会えることを願っています。

