M&A業界
2026.06.23

【2026年6月最新】M&A業界への転職は未経験でも可能か?難易度・将来性・成功の秘訣を徹底解説

更新日:2026/06/23

監修者

Right Brothers株式会社 代表取締役

高野 匠|Takano Tkumi

大学卒業後、人材教育コンサルタント・注文住宅セールスを経て、株式会社日本M&Aセンターへ入社。M&Aアドバイザーとして5年間従事し、多数の案件成約に携わるとともに複数の社内表彰を獲得。2018年にRight Brothers株式会社を創業し、M&A・HR領域を中心に複数の事業を展開。M&A業界専門エージェントとして業界MVPを3年連続で受賞。日本M&Aセンターへの内定支援実績も豊富。

M&A業界への転職を考えているものの、「未経験からでも採用されるのか」「今から業界に入っても遅いのではないか」「専門知識がない状態で通用するのか」と不安を抱えていませんか?

結論から言えば、M&A業界は未経験からでも十分に転職可能です。そして、巷で囁かれる「M&Aバブルの崩壊」という噂は事実ではなく、市場はこれから2035年に向けてさらに拡大し、未経験者が挑戦するのにも過去最高のタイミングとなっています

本記事では、M&A業界の基礎知識から、未経験での転職難易度、求められるスキルや有利な資格、そして具体的な成功事例までを完全網羅しました。これからM&A業界を目指すあなたが、転職を成功させ、高年収と圧倒的なキャリアを手にするための完璧なガイドとしてぜひご活用ください。

📋 目次 (タップして開く)

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1. M&A(Mergers and Acquisitions)業界とは?

M&A(Mergers and Acquisitions)とは、企業の合併(Mergers)と買収(Acquisitions)を指す言葉です。M&A業界は、会社を売りたい(譲渡したい)企業と、会社を買いたい(譲受したい)企業の間に入り、お互いの理想的なパートナーを見つけ出してマッチングし、企業の成長や存続を支援することを目的としています。

大きな設備投資やシステム開発を必要としないビジネスモデルであるため、非常に利益率が高く、業界全体として平均年収が高いのが特徴です

M&A業務の2つの大きな柱

M&Aアドバイザーの業務は、大きく「ソーシング」と「エグゼキューション」の2つに分かれます

1
ソーシング(案件発掘)

売り手・買い手候補となる企業のリストアップ(ロングリストの作成)、新規開拓営業、売却・買収方針の決定、そしてアドバイザリー契約の締結までのプロセスです。

2
エグゼキューション(実行支援)

両社の基本合意から、買い手側が弁護士や公認会計士を雇って行う財務・法務の精査(デューデリジェンス:DD)のサポート、最終契約書の締結、そして実際の譲渡実行(クロージング)に至るまでの専門的な実務プロセスです。

M&A仲介会社とFA(ファイナンシャルアドバイザリー)の違い

M&A業界を理解する上で重要なのが、「仲介」と「FA」の立場の違いです。

M&A仲介会社
中立的立場

売り手企業と買い手企業の「間(中立的な立場)」に入り、双方の利益の最大化と円滑なマッチングに努めます。主に中堅・中小企業の事業承継案件で多く用いられます。

FA(ファイナンシャルアドバイザー)
専属アドバイザー

売り手か買い手の「どちらか一方」の専属アドバイザーとしてつき、自らの顧客(依頼主)の利益最大化のみを追求して相手方と厳しい交渉を行います。主に上場企業同士の大型M&Aなどで用いられます。

2. M&A業界への転職は未経験でも可能か?採用状況と年齢の壁

業界の9割が未経験からのスタート

M&A業界への転職は、未経験からでも十分に可能です。実際にM&A仲介会社に転職して活躍している方の多く(約9割)は、金融業界や異業種からの未経験者です。 以前は金融機関出身者が中心でしたが、近年は企業の事業承継ニーズの急増に伴い、採用の裾野が広がっています。総合商社、MR、人材業界、IT業界、メーカーのエンジニアなど、多種多様な業界で営業経験などを積んだ方が採用され、未経験者を前提とした充実した研修制度やOJT体制が整えられています。

未経験者が直面する「年齢の壁」

ただし、未経験からM&A業界へ転職する場合、年齢によって選考の難易度や見られるポイントが大きく異なります。

20代〜30代前半
ポテンシャル採用のボリュームゾーン
最も採用されやすい年代

未経験者の場合、25歳〜35歳前後が最も採用されやすい年代です。M&Aの実務経験がなくても、これまでの営業での「圧倒的な実績」や、成長意欲、入社後に財務・会計知識を主体的に学ぶ姿勢といった「ポテンシャル(伸びしろ)」が高く評価されます。

35歳以上・40代
即戦力性と専門性が必須
難易度は跳ね上がる

35歳を超えると、年齢だけで採用を見送る企業も出てくるため、難易度は跳ね上がります。ポテンシャルではなく、金融機関での法人対応や融資経験、会計士・税理士資格、経営層への提案経験など、「M&A業務に直結する即戦力性」が厳しく問われます。

3. 今からM&A業界に転職するのは遅い?バブル崩壊の噂の真相と将来性

「M&A業界はもうプレイヤーが増えすぎて飽和している」「バブルは崩壊したから今から入っても遅い」といった噂を耳にすることがあるかもしれません。しかし、現場のリアルなデータから言えば、バブルは全く崩壊しておらず、むしろ今が最も稼ぎやすく、働きやすい最高のタイミングです

2035年にピークを迎える13.5兆円の超巨大市場

矢野経済研究所のデータによると、M&A業界のマーケットポテンシャルは2035年にピークを迎え、その市場規模は13.5兆円に達すると予測されています。さらに、2055年に向かっても9万件以上の需要を維持しながら推移するため、今後30年は十分に勝負できる市場です。

M&A市場の需給ギャップ(現状)

M&A対象企業(後継者不在型)

約9万件(潜在的には125万件)

現在のM&Aプレイヤー数

2,500〜3,000人程度

年間M&A成約件数(民間)

約4,000〜5,000件

※矢野経済研究所データをもとに作成

現在、売上1億円以上で社長が60歳以上の「M&A対象企業(後継者不在型)」は約9万件(潜在的には125万件とも)存在します。それに対して、現在のM&Aプレイヤー(コンサルタント)は民間企業を合わせても2,500人から3,000人程度しかいません。 1年間に民間企業が行っているM&A成約件数は約4,000〜5,000件であり、9万件の需要に対してプレイヤーの数が圧倒的に不足している(単純計算で5万人以上必要)のが現状です。つまり、市場は未だ「ブルーオーシャン」なのです

今から入る方が「圧倒的に有利で稼ぎやすい」理由

一昔前は、営業に行っても「M&Aって何の略?チョコレートですか?」と経営者に聞かれるほど認知度が低く、門前払いされる泥臭い開拓が必要でした。 しかし現在は、国も事業承継を支援しており、M&Aという言葉が市民権を得ています。経営者の頭にもM&Aの選択肢が既に存在するため、話を聞いてもらいやすい環境になっています。

さらに、昔は契約書の作成や企業価値算定(バリュエーション)をすべて手作業で行っていましたが、現在はツールやITシステムが整備され、マッチングの自動化や事務作業のサポート体制が驚くほど充実しています。 「剣と盾しかなかった時代から、鉄砲やロケットランチャーも揃っている時代」へと進化しており、面倒な作業が減り、最も成果につながる「営業・折衝」にフルコミットできるため、今から参入する方が過去よりも早く、効率的に稼ぐことができるのです

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4. 未経験でのM&A業界への転職難易度が高い理由

市場のポテンシャルが大きく未経験歓迎の求人が多いとはいえ、M&A業界への転職難易度は非常に高いのが現実です。書類選考から内定に至るまでの通過率は5%〜10%程度、場合によっては1%未満とも言われています。その理由は以下の通りです。


高度な営業力と経営者対応力が求められる
M&Aは経営者にとって、会社や従業員の運命を決める一生に一度の決断です。単にモノを売る営業ではなく、相手の悩みや不安を引き出し、長期間にわたって信頼関係を築き上げる高度な折衝力が求められます。

財務・会計・法務などの専門知識が必要
入社時点で完璧である必要はありませんが、企業の価値を算定するバリュエーションや、契約書の法的知識、税務の知識が実務で必須になります。数字をもとに経営を語るため、最低限の財務三表の理解や、入社後に猛勉強してキャッチアップする高い学習意欲が不可欠です。

成果主義と長期間のプレッシャー
M&Aの案件は初回訪問から成約までに平均して8ヶ月〜1年ほどかかる「足の長いビジネス」です。すぐに結果が出ない期間でも、目標達成に向けて高いモチベーションを保ち、泥臭いテレアポやDM送付などの行動を粘り強く継続するコミット力が重視されます。

離職率とハードワークの実態
高年収を目指せる分、ハードワークになりがちです。複数の案件を同時進行し、出張や休日対応が発生することもあります。プレッシャーに耐えきれず離職する人もおり、企業側も「本当にこの環境でやり抜ける覚悟があるか」を面接で厳しく見極めます。

5. 未経験から挑戦できるM&A業界の主なポジションと仕事内容

M&A業界と一口に言っても、業務形態によって求められるスキルが異なります。未経験者が挑戦できる主な3つのポジションを解説します。

1. M&A仲介会社
未経験者最多

売り手企業と買い手企業の間(中立的な立場)に入り、マッチングから条件交渉、成約までを一気通貫で支援します。中堅・中小企業の事業承継案件が多く、高い営業力、新規開拓力、経営者との折衝力が最も求められるポジションです。

 

未経験からの転職者が最も多く活躍している領域であり、成約時の成功報酬(インセンティブ)の割合が大きいため、最も高年収を狙いやすい働き方です。近年は、オンラインでマッチングを行うプラットフォーム型の仲介も増えています。

2. FAS(ファイナンシャルアドバイザリーサービス)
専門スキル重視

財務・会計を中心としたコンサルティングを提供します。M&Aのプロセスにおいて、企業価値評価(バリュエーション)や財務デューデリジェンス(買収監査)などの「実行支援(エグゼキューション)」を専門的に行います。

 

営業力よりも、高い財務・会計・法務の専門スキルが重視されるため、会計士や税理士、銀行での融資・財務経験者が中心となります。完全な未経験(異業種営業のみなど)からの挑戦は、仲介会社に比べて非常に難易度が高くなります。

3. 銀行や証券会社のM&A部門
チーム型

メガバンクや大手証券会社の社内にもM&A部門が存在します。企業の戦略立案に関するアドバイスや、買収資金の融資、M&A支援を行います。

 

仲介会社のように個人の圧倒的な営業力で稼ぐというよりは、チーム単位で動き、資金調達や証券化などの高度な金融業務に携わることができるのが特徴です。

6. M&A業界へ未経験から転職できる人の特徴・有利な経験・資格

選考において高く評価される経験や、向いている人の特徴を解説します。

有利になる出身業界・職種

1
金融営業(銀行・証券・生損保など)

財務状況を読む力、融資や資産運用の提案を通じた経営者との折衝経験が直接活きます。メガバンクや五大証券の出身者は特にニーズが高いです。

2
法人営業・新規開拓営業(総合商社・IT・人材・MRなど)

決裁者(経営層)との折衝経験や、無形商材の提案、新規開拓で高い成果を出した経験は、M&A案件のソーシング(発掘)において強力な武器になります。

3
コンサルティングファーム・経営企画

企業の経営課題の特定、事業分析、論理的思考力が活きるため、FAやFAS領域、あるいは仲介での提案業務で有利になります。

選考で評価される「圧倒的な実績と再現性」

営業経験があるだけでは不十分で、「上位10%以内(できれば上位3〜5%)」の圧倒的な営業実績が必要です。社内表彰や予算達成率などを数値で明確に示し、かつ「なぜその結果を出せたのか」「どのように顧客の課題を解決したのか(再現性)」を論理的に説明できることが重要です。

転職に有利な資格(熱意と基礎知識の証明)

未経験者の場合、以下の資格を持っている、あるいは勉強中であることは、学習意欲と基礎知識の証明になり非常に有利に働きます。


日商簿記(1級・2級)
財務諸表を読むための基本。入社前に2級レベルは必須とされることが多いです。

公認会計士・税理士
FASやFAへの転職で圧倒的に有利になります。

中小企業診断士・事業承継士・M&Aエキスパート
経営全般や事業承継特有の知識があるアピールになります。

7. M&A業界への転職で失敗・後悔しやすい人の注意点

華やかなイメージや高い年収だけに惹かれて入社すると、ギャップに苦しむことになります。以下の点に注意が必要です。

「高年収」だけが目的の人
注意

M&Aの仕事は泥臭いテレアポやDM送付など、地道な行動量の積み重ねが必要です。高い年収だけがモチベーションでは、成果が出ない期間のハードワークに耐えられません。

成果主義・プレッシャーに弱い人
注意

成約できなければインセンティブはゼロという厳しい世界です。プロセスだけでなく「数字」にコミットできない人には不向きです。

営業要素を軽視している人
注意

M&A業務をスマートな「財務分析やコンサルティング」だと思い込んでいるとギャップを感じます。特に仲介会社では、自ら案件を開拓する「泥臭い営業要素」が非常に強いため、新規開拓に抵抗がある人は苦労します。

財務・会計の学習に抵抗がある人
注意

実務では数字をもとに企業を評価します。数字に苦手意識があり、継続的な自己研鑽ができない人は生き残れません。

8. どのくらい給与が高い?M&A業界の年収・インセンティブ事情

M&A業界は「日本で最も稼げる業界」の一つと言っても過言ではありません。利益率が高く、青天井のインセンティブ制度が用意されています。

大手企業の平均年収:上場している大手3社の平均年収は、有価証券報告書ベースでいずれも1,000万円を大きく超えています。

大手M&A仲介会社 平均年収比較(有価証券報告書ベース)

M&Aキャピタルパートナーズ

約2,266万円

ストライク

約1,521万円

日本M&Aセンター

約1,271万円

※各社有価証券報告書ベース


未経験入社時の初年度年収
基本給は450万円〜700万円程度からスタートすることが多いです。入社1年目は案件の種まきの時期であり、成約に至りにくいため年収は上がりにくい傾向にあります。

入社2年目以降の爆発力
業務に慣れて案件が成約し始めると、成功報酬によるインセンティブが大きく跳ね返ってきます。実力次第では2年目で1,000万円〜2,000万円を超え、トッププレイヤーになれば年収3,000万円から1億円以上を稼ぐことも十分に可能です。

9. 未経験から応募可能なM&A業界の主要企業

M&A業界には様々な企業が存在します。それぞれの強みや社風を理解して応募先を選ぶことが重要です。未経験歓迎の求人を出している代表的な企業は以下の通りです。

上場大手企業

上場大手

日本M&Aセンター

M&Aコンサルタント

国内最大の業界リーディングカンパニー。研修体制が整っており未経験採用も積極的。

未経験歓迎
研修充実
上場大手

M&Aキャピタルパートナーズ

M&Aコンサルタント

上場企業で平均年収トップクラス。金融業界トップセールスなど優秀な人材が集まる。

平均年収No.1
ハイクラス
上場大手

ストライク

M&Aコンサルタント

公認会計士が多数在籍し、質の高い案件進行が特徴。

会計士多数在籍
高品質
上場大手

M&A総合研究所

M&Aコンサルタント

AIやDXを活用した効率的なマッチングに強みを持つ急成長企業。

AI・DX活用
急成長

国内独立系・新興企業

独立系・新興

FUNDBOOK、インテグループ、M&Aベストパートナーズ

M&Aコンサルタント

ベンチャー気質があり、独自のインセンティブ制度やプラットフォーム展開で急成長中。未経験ポテンシャル層も積極採用。

ポテンシャル採用
ベンチャー気質

FAS系・コンサルティングファーム

FAS系

山田コンサルティンググループ、AGSコンサルティング

M&Aアドバイザー

会計・税務を軸に事業承継やM&A、事業再生を支援。財務知識の習得に最適。

会計・税務
事業承継特化

10. 未経験からM&A業界へ転職した成功事例

実際に異業種からM&A業界へ飛び込み、活躍している事例を紹介します。

CASE 01
内定獲得

転職前

メガバンク法人営業

27歳 男性

転職後

大手M&A仲介

内定獲得

中小企業向けの融資業務を行う中で、事業承継ニーズの多さに気づき転職を決意。金融知識と法人営業経験を活かし、簿記2級を猛勉強して内定を獲得。

CASE 02
内定獲得

転職前

外資系製薬会社MR

26歳 男性

転職後

M&A仲介会社

内定獲得

クリニックの医師から後継者不足の相談を受ける中で、自ら解決策を提示したいとM&A業界へ。MR時代の高い営業力と、医療業界への専門知識(医療特化型案件での強み)が評価され内定。

CASE 03
年収1,300万円達成

転職前

メガベンチャー営業職

31歳 男性

転職後

M&A仲介会社

年収1,300万円達成

将来の起業や経営層を目指すため、経営者視点で働けるM&A業界を選択。持ち前の営業力と成果主義への適性をアピールし、入社後は年収1,300万円を達成。

CASE 04
年収大幅アップ

転職前

製造業エンジニア

28歳 男性

転職後

M&A仲介会社

年収も大幅アップ

ビジネスの上流に関わりたいと転職を決意。一見不利に見える技術職だが、製造業特有の商習慣や技術的な専門知識が、製造業のM&A案件(売り手・買い手のマッチング)において非常に重宝されると評価され内定。年収も大幅アップ。

11. M&A業界に転職した後のキャリアパス

M&A業界で数年間ハードな環境で実績と知識を積んだ後のキャリアパスは、非常に魅力的かつ多岐にわたります。

1
同業他社への転職(ステップアップ)

よりインセンティブ率の高いブティック系ファームや、マネジメント層として競合他社へ移るケースが王道です。

2
FASや投資銀行・外資系への転身

仲介で培った営業力に高度な財務スキルや英語力を掛け合わせ、より専門性の高いクロスボーダー案件などを扱うファームへ挑むキャリアです。

3
事業会社のM&A部門・経営企画

総合商社やメガベンチャーなど、自社で企業買収を仕掛ける側(買い手専属)のポジションに転身し、ワークライフバランスを整えつつ活躍する道です。

4
PEファンドへの転職

投資ファンドに入り、投資先企業の買収から価値向上(ハンズオン支援)、そして売却まで深く関わる高度なキャリアです。

5
独立・起業

培った経営者ネットワークやビジネスの知見、そしてM&Aで稼いだ資金を元手に、自らM&Aブティックを立ち上げたり、全く新しい事業会社を起業したりするケースも多数あります。

12. 未経験からM&A転職を成功させるポイント

狭き門を突破し、未経験から内定を勝ち取るための具体的なアクションは以下の通りです。

STEP 1
実績の
言語化
営業実績の「再現性」と「経営者対応力」を言語化する
「売上1位でした」という結果だけでなく、「どのように顧客の課題を見つけ、どう解決したのか」というプロセスを整理してください。その経験が、M&Aにおける「経営者の懐に入り込む力」としてどう活きるのかを面接官に納得させることが重要です。
STEP 2
基礎知識
の予習
M&Aの基礎知識(財務・プロセス)を予習しておく
選考前に日商簿記2級レベルの勉強を始める、あるいはM&Aの流れ(ソーシング〜DD〜クロージング)を理解しておくことで、圧倒的な志望度と学習意欲をアピールできます。
STEP 3
志望動機
の深掘り
「なぜM&Aなのか」を深く掘り下げる
「稼ぎたいから」だけでは弱いです。「前職で中小企業の事業承継の課題に直面し、もどかしさを感じた」など、自身の原体験と結びつけて「M&Aを通じてどう社会や企業に貢献したいのか」を語れるようにしてください。
STEP 4
特化型
エージェント
M&A業界に特化した転職エージェントを利用する
M&A業界の選考は特殊であり、企業ごとの採用基準や面接の傾向がブラックボックス化しています。M&A業界出身のコンサルタントがいる特化型エージェント(ムービン、リメディ、MyVision、ユニークボックスなど)を活用することで、職務経歴書の添削から過去の質問傾向に合わせた模擬面接まで、内定率を劇的に引き上げる対策が可能です。

13. M&A業界の未経験転職に関するよくある質問

QM&A業界は激務(ブラック)ですか?
A. 高年収を得られる分、業務量は多くハードワークになりがちです。出張が多く、複数の案件を同時進行するため、残業や休日対応が発生することもあります。ただし、近年は働き方改革が進み、プラットフォームの活用による効率化や、分業制を取り入れる企業も増えており、単なるブラック企業とは異なります。
Q40代未経験でもM&A業界に転職できますか?
A. 可能性はゼロではありませんが、20代・30代に比べると難易度は格段に上がります。ポテンシャルではなく、金融機関での法人営業経験や公認会計士の資格、マネジメント経験など、即戦力としてどう貢献できるかを論理的に証明する必要があります。
Q学歴はどのくらい重視されますか?
A. 仲介会社の場合、基本的には「大卒以上」であれば応募可能で、学歴よりもこれまでの「営業での圧倒的実績」や「面接での地頭の良さ・コミュニケーション力」が重視されます。ただし、投資銀行のM&A部門などを目指す場合は、トップクラスの学歴が求められる傾向があります。

14. まとめ

M&A業界は未経験からでも転職が可能であり、営業力や論理的思考力に自信がある方にとって、高年収と圧倒的な成長を手に入れられるこれ以上ない挑戦の場です

「バブル崩壊」といった噂は全くの的外れであり、実際には2035年に向けて市場は13.5兆円規模へと拡大を続けています。さらに、ITツールや仕組みが整備された今こそが、面倒な事務作業から解放され、最も稼ぎやすくビジネスマンとして飛躍できる最高のタイミングなのです。

しかし、内定通過率数パーセントという転職難易度は依然として高く、生半可な覚悟や準備では選考を通過することはできません。自身のキャリアを徹底的に棚卸しし、M&A業界で求められる「経営者折衝力」や「財務学習意欲」といかに合致しているかを的確にアピールする必要があります。

本気でM&A業界への転職を成功させたい方は、M&A業界に精通した特化型の転職エージェントに相談し、各社の採用基準に合わせた万全の対策を行って内定を勝ち取ってください。あなたの新たなキャリアへの挑戦を応援しています。

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