2022.01.14

自己PRにおける”営業力”ってなんですか?

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企業のホームページには募集要項のところに「営業力がある人」と掲載している企業が多いのですが、そもそも営業力ってみなさんなんだと思いますか?

営業力のスキルって?

実際に転職エージェント事業をしていると、「営業力」をうたってくる方が非常に多いのですが、「営業力」ってなんですか?営業力の中には、いろいろな意味が含まれています。

どの業界でも、営業はアポイントを取るところから始まります。これはアポイント力とでも良いましょうか。アポイント力の中にも、行動力やマーケティング力などが含まれています。
そして、アポイント取得後、一度目の商談で必要とされる能力は「ヒアリング力」「プレゼンテーション力」「コミュニケーション能力」などです。契約の時に使われるのは「クロージング力」。
このように営業を簡単なフェーズごと分解してみただけでもいろいろな能力やスキルが必要であることがわかります。

63個の項目

Right Brothersでは、営業力のスキルを「評価シート」という形で分解してみました。すると、なんと63個のスキルに分解することができました。その63個のスキルを掛けわせたものを営業力とするなら、63個全てのスキルを持っている方は、いないと思いますし、「営業力」だけを全面に押していく怪しく聞こえてきます。

ですので、面接や転職などに限らず、自分の強みがあると思いますが『営業力』とは書かないでください。
営業を分解してあなたの強みを書いても、企業が求めている力とは限らないのです。
あなたが、持っている力は他にもあるのに、上位のスキルだけを押す事により、企業には刺さらないのです。
求めている力と違うことを書いても、刺さるはずがありません。
そして、皆んな同じことを書いています。

あなたが行きたい企業を研究すれば、どんな人材を求めているのか、分かるはずです。仕事でも同じです。
相手が求めていない事に対して、どれだけ提案しても刺さりません。ですが、求めている事に対しての提案は、ありがたく感じます。面接も同じなのです。履歴書・職務経歴書を適当にしてしまえば、企業はもとより、転職エージェントにも刺さりません。エージェントも暇な訳ではありません。刺さらない方は、後回しになってしまいます。全員、同じレベルでサポートはできません。どうしても、優先順位がついてしまいます。

ですので、1番最初に誰かが見る書類、見られる履歴書・職務経歴書に書く『〇〇力』はもっと真剣に考え、取り組んで欲しいと思います。転職活動をする時は、1社に絞ってその企業をしっかりと研究して、履歴書・職務経歴書には、自分が持っているスキルで当てはまるものを書いてください。

求職者と人事の方は、最初の面談から最終の面接まで全部で2〜4時間しか会いません。その中で、求職者の方の全てはわかりません。
2,3時間話した人を、人事の方は採用するか判断しなくてはいけません。
そして、求職者の方は2,3時間の中で判断されなくてはなりません
ですので、企業の求めているものに対して、なるべくあなたが持っているスキルを当てていく必要があるのです。

仕事だけではなく、転職市場でも相手が何を求めているか研究する事が重要です。自分がよがりの力をアピールするのではなく、相手が求めていることに焦点を当ててみてください。

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