以前の記事で他社とバッティングした時の倒し方をお話しさせていただきましたが、超優秀な競合他社とバッティングした時にどう勝っていくのか?という質問をいただきました。
M&Aコンサルタントが多くいる中で、他社と勝負しようと思っていても経験が浅いと優秀な営業マン相手に知識・スキルで勝つことは難しいんです。
では、どうやって勝っていくのか?と知りたい方は多いと感じております。
そこで今回の記事は、「どう他社と勝負していくのか」を戦術も含め解説していきたいと思います。
M&Aコンサルタントの方は必見の内容となっており、案件獲得の方法でもありますから是非、最後までご覧ください。
・・・
<目次>
1 M&Aの競合他社の下し方
2 他社の下し方の戦術
3 まとめ
4 M&A業界に転職を考えている方へ
・・・
1. 競合他社の下し方
周りの人を味方につける
結論、周りの人の力を使いましょう。ということです。
ご説明すると、自分の上司を使うということではなくオーナー社長の周りの人を味方につけるということです。
大事なことは、社長の奥様・息子・娘・株主に「〇〇くんにお願いしよう」と社長へ言ってもらえるように動くことです。
2年目、3年目の時に7年目の知識や経験が豊富なM&Aコンサルタントに出会ってしまったら勝てないんです。
ただ、会社に帰れば優秀な営業マンが案件をとっているから自分も当然とってこないといけないんですよね。だからこそ、オーナー社長の周りの人を味方につけ、懐にどう入っていくかがとても重要なポイントです。
では、オーナー社長の周りの人を味方につけ、懐にどう入っていく戦術をご紹介しましょう。
・・・
2. 他社の下し方の戦術
奥様編
競合他社の下し方でご説明した通り、オーナー社長の周りに居る人は、社長の奥様・息子・娘・株主であり、周りの人を味方につけることが大事であると解説していきました。
味方につける為には、まずは直接お会いすることが重要になってきます。ポイントは、社長が居ない時に周りの人に会うことです。
そして会いやすい社長の周りの人ランキング第1位は社長の奥様なんです。
周りに居る人の中で社長が世界で唯一話を聞く奥様の懐に入っていく戦術をご紹介します。
作戦名は、終電逃してホテル予約してません大作戦です。(笑)
ただ、注意が必要で事前準備として少なくとも1回は顔を合わせておくことです。
早速、作戦の内容を説明していきますが世の中の有名な芸能人の方々が各主要都市でコンサートを行ってくれています。
県外からの参加者が多そうなイベントのある日を選定し、イベントがある日の18時にあえてアポを入れましょう。
そうなると社長より「〇〇くん、ホテル大丈夫?」となる確率が非常に高いです。
当然、イベントが行われているのでホテルなんて空いているわけがないですから、ホテルの空きがないことを社長へアピールしましょう。
ここまで来ると社長から発生する一言は、「よかったらウチ来る?」なんです。
この一言を誘発したのならば、お言葉に甘えて自宅へお邪魔しましょう。
お邪魔するのは夜中の時間でしょうから奥様は寝ています。
ここで終電逃してホテル予約してません作戦の最重要ポイントですが、朝5時30分に起床しましょう。
社長が起きてくる前の奥様との会話というのが1番大事なんです。
そこでM&Aのお話をする必要はなく、社長が起きてくる前に朝ごはんをいただきながら奥様と他愛もない会話をするだけです。
奥様に入り込むポイントは、布団をきちんと畳む、使ったお風呂をキレイにする。食後は食器を下げる。しっかりとした人だということをアピールするんです
そして、当日か翌日に社長からM&Aの依頼の電話が来れば作戦成功です。
どんな人の意見を聞かない社長でも唯一奥様の意見は聞くんです。
いやらしく思うかもしれませんが、この作戦をすることによって案件を獲得でき競合他社を下すことができます。
奥様に入り込むことで優秀な営業マン相手でも戦わずして勝つことが出来ますので、実践し競合他社との勝負に勝ちましょう。
次回は、娘・息子編をお届けしたいと思いますので楽しみにお待ちください。
・・・
3. まとめ
最後に要点をまとめてみましょう。
・オーナー社長の周りの人を味方につけること。
・社長が世界で唯一話を聞く奥様の懐に入ること。
・終電逃してホテル予約してません大作戦を決行する。
・・・
4. M&A業界に転職を考えている方へ
これから転職活動を始める方、誰にお願いしたらいいのか分からない方はRight Brothersにご相談ください。
>>弊社コンサルタントチーム
各業界で社長賞やMVP、営業成績上位の実績を出してきた人材で構成。
転職活動のことはRight Brothersにお任せください。
→無料転職相談はこちらから
→転職活動に関する記事はこちらから
>>ご紹介可能領域
M&A業界をはじめ、コンサルティング業界や人材、IT、SaaSなど各業界をご紹介可能。
【この記事の監修者】