転職活動
2024.10.08

【M&A業界への転職】fundbook社長が語る、未経験者でも成功するためのスキルと採用基準

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更新日:2024/10/08

M&A業界で活躍したいと考えている転職希望者にとって、どのようなスキルや考え方が求められるのかは気になるところです。本記事では、株式会社fundbook社長・森山氏とRight Brothers株式会社社長・高野の対談を通じて、未経験者でも結果を出せるトレーニングプログラムや採用基準、そしてM&A業界で成功するための秘訣について詳しく解説します。


目次

  1. 新規顧客獲得がカギとなる
  2. ファンドブックの研修プログラム
  3. オタク気質が活きる採用戦略
  4. 面接で見られるポイント
  5. ファン作りとストックビジネスの重要性

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新規顧客獲得がカギとなる

高野:今日は、ファンドブックの森山社長にお話を伺います。森山さん、まず社長に就任してから約2か月経ちましたが、率直にどうですか?

森山社長:一言で言うと「めちゃくちゃ大変」です(笑)。ファンドブックは社員数が今220名ほどいて、その全員をまとめるのはかなりの挑戦です。

高野:確かに、私の会社も数十人規模ですが、それでも大変さを感じます。特にどの部分が大変ですか?

森山社長:やはり「人」です。組織の運営、社員の育成、新人のモチベーション維持など、すべてが人に関わる課題ですね。そして、採用も非常に重要です。新しい人材をどうやって集め、育てるかが今の課題です。

高野:採用や育成について、具体的にはどのような取り組みをしていますか?

森山社長:ファンドブックでは、特に「新規でお客さんを獲得する力」を重視しています。私たちはダイレクトにお客様にアプローチする会社なので、営業力が特に重要です。そのため、新入社員向けに、2か月間の実践的なトレーニングキャンプを実施しています。

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fundbookの研修プログラム

高野:2か月のトレーニングキャンプというのは、他ではあまり聞かない取り組みですね。どのような内容なのでしょうか?

森山社長:座学だけではなく、実践形式で進めます。入社2日目から実際に新規のお客様を獲得する活動をしてもらいます。KPI(重要業績評価指標)の管理や、その日の振り返りを毎日行い、次の日に向けての改善点を共有していくんです。

高野:すごいですね。営業経験がない人でも、しっかり結果を出せるようになるんですか?

森山社長:はい、経験がない人でも大丈夫です。役員がトレーナーとして付きっきりでサポートしますし、2か月後に正式配属された部署でもメンターがついて、しっかりとフォローします。実際に、2か月間でアドバイザリー契約を2件以上取っている社員も出てきています。

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オタク気質が活きる採用戦略

高野:森山さんが採用面接で特に重視している点は何ですか?

森山社長:そうですね、最近よく採用しているのが「オタク」タイプの人です。何かに没頭できる人や、深く掘り下げる力がある人は、営業にも強い傾向があります。

高野:オタクですか? それは意外ですね。具体的にはどんなタイプの人が成果を上げているんですか?

森山社長:例えば、車の整備に詳しい人や、幼少期から銭湯に通っていたような人もいます(笑)。何か1つのことに対して強いこだわりを持つ人は、仕事に対しても同じような情熱を注ぐことができるので、結果を出しやすいです。

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面接で見られるポイント

高野:それにしても、毎日面接をしているとのことですが、特に面接で見ているポイントはありますか?

森山社長:お客さんを「物」扱いしていないか、というところですね。例えば、名刺の渡し方が雑だったり、話し方にお客さんへのリスペクトが感じられない人は採用しません。お客様との関係性を大切にする姿勢が何よりも重要です。

高野:なるほど。それは確かに大切ですね。具体的に、面接の中で特に確認する質問はありますか?

森山社長:最近よく聞いているのは、「尊敬する人の自慢をしてください」という質問です。この質問をすると、その人がどれだけ周囲に可愛がられているかや、人間的な魅力があるかが分かります。尊敬する人を自慢するということは、その人自身も他者に信頼されている証拠ですからね。

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ファン作りとストックビジネスの重要性

高野:最後に、今ファンドブックの社員に発信しているメッセージがあれば教えてください。

森山社長:「ファンを作れ」ということを強調しています。M&A業界はフロービジネスであると同時に、ストックビジネスでもあります。最初は新規でお客様を獲得し、その後もリレーションを大切にして、紹介やリピートで仕事を増やしていくことが重要です。

高野:確かに、ストックビジネスとしての側面を理解している人は長く成功しますよね。短期的に稼ぐだけではなく、長期的なファン作りが重要なんですね。

森山社長:その通りです。3年から4年の間に築いた関係性が、後々大きな資産となります。M&A業界は「短期的に稼ぐ場」ではなく、長く続けることで本当に価値を生む仕事なんです。

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まとめ

転職を考えている方にとって、M&A業界で成功するための重要なポイントは「新規顧客の獲得力」「専門的なスキル」「人間関係の構築力」です。株式会社fundbookでは、しっかりとした研修制度を通じて未経験者でも成長できる環境が整っています。

また、短期的な結果だけでなく、長期的なリレーションを築き、ストックビジネスとしての成功を目指すことが鍵です。M&A業界に挑戦したい方は、ぜひこの考え方を参考にして、転職活動を進めてみてください。

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