更新日:2024/06/04
転職活動で避けては通れないのが採用面接。うまく答えられず不採用になった経験がある人は多いと感じます。今回は転職エージェント会社である弊社が中途採用・転職における面接の対策を1つの記事にまとめました。
下記で解説する中途採用・転職の攻略ガイドを使って面接対策をしていただければ内定率は上がります。転職活動中の方は必見内容です。転職相談はこちらからご連絡ください。
<目次>
1 面接の場と質問の流れ
2 転職でよく聞かれる質問
3 逆質問の仕方に注意
4 面接官の見ている3つのポイント
5 転職・一次面接前の対策
6 転職・最終面接前の対策
7 面接で嫌われる人の3つのNG例
8 オンライン面接でのカンペ事情
9 まとめ
10 転職ならエージェント利用をおすすめ
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1. 面接の場と質問の流れ
面接の場を理解しよう
転職活動における面接は緊張するものです。どんなことを聞かれるのか、面接の場はどんな雰囲気なんだろうと考え出すと更に緊張は高まってくるはずです。予想していなかった質問を投げかけられ焦ってしまい、的外れな答え方をしてしまった…なんてことはよくあるかと感じます。
まずは「面接の流れ」「よく聞かれる質問」この2つについて把握しておくことが大切です。
中途採用面接の質問の流れ
面接の流れは、自己紹介→キャリアの質問→転職理由・志望動機→企業側への質問という順番で進むのが一般的と言われています。※企業によっては順番が入れ替わります。
あくまで採用担当者が見ているのは求職者ですから、面接の流れを奥深くまで理解する必要はありませんが、ある程度の面接の流れはあらかじめ理解しておきましょう。では次によく聞かれる質問について詳しく解説していきます。
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2. よく聞かれる質問
自己紹介
まずは自己紹介です。面接における自己紹介は、長々と話すと話が長いと感じ取られマイナス評価になります。これまでの経歴、経験してきた仕事内容を簡潔に伝えましょう。話が長い時点で企業側にマイナスな印象を与えてしまう為、事前に話す内容を整理しておきましょう。
キャリアの確認
次にキャリアの確認ですが、自身の経験やスキルを伝える際には過大評価・過小評価はしないで面接官に伝えましょう。話の内容をとりつくったり、嘘をついた話をするのは必ずしないようにしてください。仮に選考企業から内定が取れたとしても入社後に困るのは自分自身です。正直に企業側が採用したいと思わせる内容で採用面接官に伝えましょう。
転職理由
3つ目は転職理由です。多くの方がやってしまいがちな他責思考やネガティブな転職理由は、よほどのことがない限りマイナス評価になります。理由は転職先の企業で同じ環境に遭遇した場合、また退職をしてしまうケースになりかねないといった懸念点を採用担当者が感じるからです。
しかし、転職理由はほとんどがネガティブな理由なものです。転職するきっかけはネガティブな転職理由でも問題ありません。大事なのは今後、自分は何がしたいのか?どうなりたいのか?を明確に相手に伝えることが非常に重要です。
志望動機
4つ目は志望動機です。これまでの経歴、スキルが企業側のこういった理念に共感して…ということも大事ですが、提供しているサービスが誰のどんなことに役立っていて、それは〇〇な経験から私も共感できる!ということが大事です。
とにかく応募する会社について徹底的に調べることをしましょう。ホームページに書いてある言葉を使うよりも、自分の言葉で話せるようになるまで企業を深ぼることが志望動機を作成するときのポイントです。
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3. 逆質問の仕方に注意
入社後のイメージができる質問
多くの方が逆質問で何を質問したらいいのだろう?と悩まれることかと思います。逆質問は自分が入社した時のイメージができる質問を適切な相手にするようにしましょう。
例えば、「御社で活躍されている人は、どういう共通点がありますでしょうか?」「どういうスキルを持ち合わせた人がいるのでしょうか?」等の質問があげられます。
質問する相手に気をつける
逆質問をする際は質問をする相手が誰であるかを理解して質問しましょう。中途採用の面接は人事だけでなく、二次面接・最終面接と進んでいくと営業部長や現場社員も担当します。その為、「活躍されている方はどういう人でしょうか?」という質問は営業部長や現場社員にしましょう。
福利厚生や求人内容の質問を営業部長や現場社員にした場合、そこしかみていないのかとマイナス評価に繋がる可能性があります。逆質問は適切な相手に適切な質問をすることを心がけましょう。
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4. 面接官が見ている3つのポイント
ここからは面接官が見ている3つのポイントについて解説していきます。
① 過去
② 現在
③ 未来
①どんなキャリアを歩んできたか
これまでのキャリアで必要とする経験やスキルを有し、即戦力として活躍できるかどうかの再現性を見ています。経験やスキルから仕事の向き合い方を確認し自社に当てはまる人材かを確認しています。当然、企業側が求める人材でなければ優秀だとしても採用になるケースは少ないですから事前の対策をしっかりと行いましょう。
①どんなスキルを持っているか
即戦力とはいえなくても活躍できる要素を持ち合わせているかも面接官は見ています。職務経歴書の中から親和性のある能力がありそうであれば質問を投げかけ、自社にあてはまる人材かを確認します。フィットする人材であれば内定率は高くなります。選考企業で活かすことができるスキルをあらかじめ整理しておきましょう。
①自社で活躍できそうか
企業側は自社にどう貢献できるのかを候補者の積み上げた過去のキャリアから、自社内で力を発揮できそうかを判断します。過去を振り返り、選考企業で活かせるスキルや経験を言語化できるようにしておきましょう。
②転職理由はどういう理由か
不満や希望、キャリアアップ等の転職理由から入社後に同じ理由で退職しないか、希望やキャリアアップは自社で叶うのかを見ています。
②転職活動への取り組み姿勢
転職のきっかけが不満であることが多いことは企業側も十分理解しています。求職者がネガティブな感情を引きずったまま逃げるように転職先を探していないか、転職の温度感は低くないか、前向きなチャレンジ意欲を持って臨んでいるか等、転職に対する取り組み姿勢を見ています。
③転職の本気度はどのくらいあるのか
なぜ選考に進んでいる企業に入社したいのかを明確にすることが大事です。転職理由を考えるきっかけは多くの方が不満や環境によるものです。きっかけは不満や環境でも問題なく、重要なのはその先を考えて伝えることです。何がしたいのか?将来のビジョンはどうなのか?年収はいくらなのか?なりたい自分から逆算して業界・職種・企業を選択していきます。そうすると転職理由はストーリーを持って話せるようになります。
③志望度はどのくらいあるのか
候補者がどうなっていきたいのか?どんなビジョンを選択しているのか?を見ており、過去から未来まで一貫性を持ったストーリーになっているのかを確認しています。一貫性を持って話すと再現性が高く、採用担当者もイメージしやすくなります。
③志望業界・企業・他社をどれだけ研究しているか
他社ではなくなぜ自社なのか、どこまで調べているのかを候補者の回答から、どれだけ自社を研究し調べているのかをここで探っています。自社・業界の理解度が高いと相手に伝わる程、内定の確率は高くなります。将来どうなりたいか、ビジョンを詳細に話せると採用担当者はよりイメージしやすくなります。
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5. 転職・一次面接前の対策
一次選考通過率:20~30%
下記に中途採用・転職の一次面接通過率を紹介します。
中途/一次面接通過率:20~30%程度
新卒/一次選考通過率:50~70%前後
中途採用・転職の一次面接通過率は20%~30%程度と言われており、新卒採用よりも一次選考通過率は厳しいものだということを上記の数字でご理解いただけるかと思います。
中途採用・転職における一次選考は新卒採用と異なり、会社の業績や成長に貢献できる能力を持った人材であること + 実績や経歴で判断されることが多いということを理解しておきましょう。
対策① 面接対策と質問想定集
面接対策としてやっておくべきことは面接練習と質問想定集です。質問想定集の中でも特に重要な項目は志望動機と何故その業界なのかです。下記で解説していきます。
<志望動機>
ほとんどの方は志望動機の内容は表面的で綺麗な回答を作成することが多い傾向にあります。また、それっぽく出来上がっているので多少なり「なるほどね」と思うかもしれません。しかし、それでは面接で不採用になる可能性が高いです。
表面的な志望理由には魂もこもっておらず面接官の心を動かしません。いつだって人の心を動かすのは「本音」であり、その本音からくる「情報収集」によって面接官は唸るのです。
<なぜ〇〇業界なのか>
下記、2つを考えて深掘りしていき、徹底的に企業を調べたうえで話す内容が一貫性をもったストーリーになっているかを確認しましょう。
・なぜその業界を志望するのか
・その業界はどういう影響を社会に与えているか
業界、企業の理解度が高ければ高い程、面接官に好印象を与えることが可能となります。将来のビジョンを詳細に話せるとよりイメージしやすくなります。
対策② 応募書類の事前確認
企業によって一次面接の内容は異なりますが、一次選考では応募書類を元に面接が進むことがほとんどと言っていいでしょう。一次選考の通過率を上げるためには、作成した書類から聞かれることを想定しておくことが大事です。ポイントは聞かれることを想定し深掘り・言語化しておくことです。
以下を参照に言語化してみてください。
・何でこれをしたのか
・これをする理由は何だったのか
・これをしようと思った理由
・なぜその工夫をしようと思ったのか
表面的な回答はすぐに面接官に伝わります。面接官が採用したいと思わせるところまで持っていく為には4つの項目を言語化することが重要です。
対策③ SNS確認
一次面接を担当する面接官は人事や現場の若手社員が多いため、SNSで見つかることは少ないですが、会社の著書や記事を確認しイメージしておくことは非常に有効です。事前にSNSでエゴサーチをしておきましょう。
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6. 転職・最終面接前の対策
最終面接の通過率は約50%
中途採用・転職における最終面接の通過率は約50%と言われています。一見高く見えますが注意が必要です。最終面接では「覚悟」の部分が問われ、本当にうちで働きたいのか、どれくらい調べているのかというマインド面は非常に重要になってきます。最終面接まで来たからといって安心することはできません。下記の対策を行いましょう。
対策① 懸念点の払拭
最終面接の面接官は社長や役員の採用決定権を持った方です。一次・二次面接のフィードバックで出た懸念点の確認を行い、懸念点を払拭できるようブラッシュアップしましょう。「志望動機」「転職理由」「なぜ〇〇社なのか」「〇〇業界である理由」など、各質問に対する回答に磨きをかけてよくすることが大事です。
例えば、「質問の回答に対して内容の薄さを感じた」というフィードバックが前回の面接で言われたのであれば、質問に対しての回答がよくなるよう徹底的に業界や企業研究、自己分析をする必要があります。懸念点を修正していない回答のまま最終面接に臨めば不採用になる確率は高いくなります。事前にブラッシュアップを行い面接前に懸念点を払拭できる対策をしましょう。
対策② 担当者の情報収集
社長や役員のSNSを調べ尽くしましょう。ホームページを見るのは当たり前ですが、社長や取締役、部長の経歴や記事を拝見したり、社長が執筆した著書があるのであれば読んだりと徹底的に応募企業を調べ上げることが大事です。
「こういう考えだからこうなのか」「この会社はこういう背景で作られたのか」というところまで理解すると面接での発言も説得力が増します。どれだけ調べられているか、本当にうちに入社したいのか、覚悟の部分が問われる最終面接では応募企業や社長・役員の人柄を調べ上げことは大事な対策となります。
対策③ 回答準備
最終面接では求職者の回答内容によっては面接担当者がその場で内定を出すことは多くあります。やるべき対策としては「その場で内定が出た時の回答」をあらかじめ準備しておきましょう。最終面接の場や面接日内に内定を告げられると嬉しい反面、不安になる為、事前に内定が出たときの回答を準備しておき答えられる状態にしておきましょう。
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7. 面接で嫌われる3つのNG例
面接で嫌われる人の共通点を3つ下記で紹介します。
共通点① マウントを取る人
中途採用・転職の面接で採用したくないと思う人の共通点1つ目は、ベンチャー企業で仕事をしていたから自分は優秀なんですとマウントを取る人です。最近では新卒でベンチャー企業に入社する人も増えてきており、ベンチャー企業で経験した後、M&A業界やコンサルティング等、誰もが憧れるような業界を目指す方が多くいます。
M&A業界やその他の業界を目指すことはなんの問題もありません。しかし、ベンチャー企業で仕事をしていたから自分は優秀なんだと思っている人が多くいますが、これは間違いであることを理解しておきましょう。
ベンチャー企業は社員が少ない会社が多く、若い方がマネジメントをしているケースが多々あります。その結果、役職を与えられたことによって勘違いをしてしまいマウントを取る人が多く発生しています。転職活動時にも自分は生きているレベルが違うという前提で話をしてきますが、これを出してしまうと面接で企業側から嫌われるので注意しましょう。
共通点② 話が長い人
次に話が長い人です。面接で的外れな話をダラダラと話し続ける方がいますが、話が長い人に共通することは語れる人生がないということです。語れる人生がない場合、中身の薄い話をすることしかできず結果、何が言いたいのか分からずダラダラと話を続けてしまうのです。語れる人生がある人はシンプルに話をし、話題が広がるような会話をします。
共通点③ 自慢する人
最後は自慢をする人です。20代前半や学生時代に稼いでいた経験があることは素晴らしいことですが、面接では伝え方を間違わないようにしてください。あなたの今までの成績は、新しい世界に行ったら興味がない事だと覚えておきましょう。
同世代のレベルの中で少し秀でている事を全面的に自慢しない方がいいということですが、新卒採用の面接と中途採用の面接においても同じことがいえます。自分のフィールドで秀でていたかもしれませんが、他の環境に行くと更に上の人がいることを理解しておきましょう。仮に同じ業界であれば比較することができますが、新しい業界は0からのスタートです。
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8. オンライン面接でカンペ事情
オンライン面接でのカンペ事情
多くの方がやっているオンライン面接でのカンペ問題について解説します。オンライン面談だからといって事前準備もせず、「カンペを用意してあるから大丈夫だ」と思われている方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
カンペをちら見する状態でオンライン面接に臨むと何回も目を逸らすことになり、面接官は何か紙でも用意しているのかだけではなく、面接に臨む姿勢は低いのかと感じとります。マイナスな印象を与えると、不採用になる確率は高くなります。面接対策をしっかりと事前に行った上で面接に臨みましょう。
企業の面接担当者にカンペの使用はどうなのかというアンケートに対して、カンペの使用を問題ないとする面接官は56.5%、カンペの使用は望ましくないとする面接官は43.5%います。何が言いたいかと言うと、オンライン面接時のカンペの使用は問題ないが一定のリスクがある事を理解して面接に臨むようにしましょう。
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9. まとめ
最後に要点をまとめましょう
1 面接の場と質問の流れを把握する
2 面接対策をしっかりと行う
3 面接対策はエージェントに依頼する
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10. 転職するならRight Brothersへ
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