今回は株式会社NEWOLD CAPITALの取締役COO 塚田 壮一朗 様との対談記事になります。
『M&Aコンサルタントの未経験新人にもっておいて欲しい能力3選』をご紹介します。
M&A業界で新人に求められる能力を知りたい方は、たくさんいるのではないでしょうか。
未経験新人に持っておいて欲しい能力は以下になります。
・妄想力
・当事者意識
・土壇場力
この3つを日本M&Aセンターで苦楽を共にした2人による対談形式で皆さまにお届けいたします。
<YouTube動画はこちらから>
https://www.youtube.com/watch?v=YN_4dWYkGt0
<目次>
1 未経験新人にもっておいて欲しい能力3選
└妄想力
└当事者意識
└土壇場力
2 対談を終えて最後に
3 M&A業界に転職を考えている方へ
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1. 未経験新人に持っておいて欲しい能力3選
妄想力
高野:では、早速ですが1つ目はなんでしょうか。
塚田様:妄想力ですね。
高野:大事ですよね!ただ、ご覧になっていただいている方は何やねん・・・と思う方がいらっしゃるかと感じます。「コミュニケーションじゃないのか。」と考える方が多くいるかと感じますので『妄想力』について教えていただいてもいいでしょうか?
塚田様:分かりました。コミュニケーション能力というのは自分の考えや相手の考えを知るために必要なスキルだと感じます。ただ、コミュニケーション能力があっても『妄想力』がなければ、自分の持っていきたい世界を作ることはできないんですよね。ですから『妄想力』がないと、そもそもコミュニケーションは使えないと私は思います。高野さんは妄想力の鬼だと思いますけど(笑)
高野:塚田さんのお話しに付け加えるわけではないですが、妄想における燃料となるものはインプット量になると考えます。妄想力を発揮するためには、膨大な知識をインプットしておくことで発揮される力だと感じますね。
塚田様:そうですよね。私が会計事務所に在籍していた頃ですが、日本M&Aセンターの方が講演しているのを見て、いつか自分も日本M&Aセンターで働きたいなと妄想していたんですね。どうしたらいいだろうと考えた時に自分に営業力がないことに気がついたんです。結果的に、ジェイエイシーリクルートメント→日本M&Aセンターと歩んできたわけです。妄想したことは、実現されていくと感じますので、妄想することは、M&Aのプレイヤーにとってもお客様にアドバイスする上でも非常に大事になってくる力だと感じますね。
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当事者意識
高野:では2つ目をお願い致します。
塚田様:わかりました!2つ目は『当事者意識』です。
高野:なるほど!こちらも説明していただいてもよろしいでしょうか?
塚田様:はい。M&Aプレイヤーとして、商談相手である社長が自分に対してどのようなイメージを持っているのかを感じなければいけないということです。『常に相手が何を考えているか』『どう言う局面でストレスを持たれているか』など、イメージして相手になりきるほどの当事者意識が必要になると感じます。
高野:それは、すごい大事なことですよね。当事者意識を感じるために塚田さんが気をつけていたことはありますか?
塚田様:常に経営者の気持ちを持ち取り組んでいました。自分があたかも商談相手の事業を経営しているかのように情報収集し情報の活用まで想像していました。
高野:新人の方は当事者意識を持ってなんとか妄想しようと思うわけですが、最初は出来ないことのほうが大きいと感じます。ですから入社して間もない頃は、上司に自分の意見について相談するようにしましょう。
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土壇場力
高野:では、3つ目をお願いします!
塚田様:3つ目は『土壇場力』です!(笑)
高野:どこかで聞いたことがありますね。(笑)たしか、私が日本M&Aセンターに入社するときに職務経歴書の自己PR欄に土壇場力と記載したことがあるんです。
塚田様:そうでしたよね!確かにM&Aって土壇場しかないですよね。(笑)
高野:そんなに土壇場なの?と思う方がいらっしゃるかと感じますが、土壇場でしかないんですよね。M&Aの仕事は限られた時間の中で正解のない答えを探しているような感覚ですよね。
塚田様:おっしゃる通りです。どうやったらクリアできるのか分からないけどもクリアしなきゃいけないデッドラインはあるわけで、どういうふうに土壇場力をもってクリアしていくか、これが一番重要ですよね。
高野:土壇場力を皆さんが分かりやすいように詳しく教えていただいてもいいでしょうか?
塚田様:M&Aは契約からクロージングまでやるべきことが多数ありますが、その中で自分だけの力だけではどうしようもない土壇場が出てくることがあるんですよね。誰かに助けて頂いたりと自分がどう土壇場をくぐり抜けることができるかを少しずつ経験していくことで土壇場力は身に付いてくると感じます。
高野:そうですよね。私は当事者意識と土壇場力は似通ったものがあると感じています。自分がその立場だったときにやって欲しいことをやることのできる力が土壇場力だと思いますね。
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2 対談を終えて最後に
高野:最後に、株式会社NEWOLD CAPITALも土壇場力がある人材が欲しいということでしょうか?
塚田様:そうですね。財務、法務、労務等の知識というのは勉強すればなんとでもなりますから、人生経験を踏まえて目の前の仕事に本気で取り組める方をお待ちしています!
高野:土壇場力に関してよく分かんないぞという方は高野までお問い合せください。(笑)
塚田様:生みの親ですからね。(笑)
高野:土壇場力のある方は是非、株式会社NEWOLD CAPITAL様へご応募ください!塚田さん、お忙しい中ありがとうございました!
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3. M&A業界に転職を考えている方へ
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