公開日:2023年6月7日
日本経済新聞に面白い情報が掲載されていました。転職活動者の約4割が「現職の年収に不満がある」というデータです。弊社の転職エージェントが求職者と面談する中で転職したい理由に「年収」という言葉が5割ぐらい出てきます。
新卒の時はやりがいや企業理念を重視するかと思いますが、転職では給料が大きく関わります。給料をどうやって上げていくかは業界を選択すること、今活かせる経験やスキル等で判断していくことが年収をアップさせるポイントになります。今回は転職で年収がアップする方法を転職エージェントが解説いたします。
<目次>
1 転職者の8割は年収が下がる
2 転職で年収が下がるパターン
3 転職で年収が上がるパターン
4 年収が上がる裏技
5 まとめ
6 転職ならエージェント利用がオススメ
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1. 転職者の8割は年収が下がる
2割しか年収が上がらない
転職する際に年収は下がってもいいですか?という質問に「下がってもいい」という回答をする人が一定数いることが判明しています。転職後6ヶ月~1年後に給与が上がる見込みがあれば転職時は下がっても大丈夫というデータも同じく出ており、転職した人の2割くらいは年収が上がっています。
ここから読み取れることは、2割だけが転職時に年収が上がり、8割は年収は下がるということです。年収が下がってでも転職後、仕事に対する意欲も向上したというデータが出ています。つまり、現職の給料に不満があり転職して給与を上げたいということがデータから読み取れるわけです。
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2. 転職で年収が下がるパターン
未経験の転職で給与が下がる理由
実際に年収は転職すれば上がるものではなく基本的には下がります。同業界で転職する場合は上がる可能性はありますが、未経験の業界にチャレンジするということは現状維持の年収か少し下がった状態での提示になります。
20代~30代前半は同業界への転職もありますが、キャリアチェンジで未経験の業界に転職する割合は大きいです。
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3. 転職で年収が上がるパターン
同業界に転職する場合は年収が上がるのか
同業界への転職は企業によって給与提示は異なりますが上がると考えて構いません。同じ業界の転職は業務フローは変わるかもしれませんが、これまでの経験や人脈などの観点から活かせることが多く即戦力になるため価値が高いのです。
同業界の転職で年収を上げるためのポイントは、採用する企業が年収を上げて採用したいかどうかということです。現職で実績の乏しい方が市場価値よりも高い給料で採用してもらえることはまずありませんので理解しておきましょう。
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4. 年収が上がる裏技
成長業界に転職する
現在、コンサルティング・人材・M&A業界などは圧倒的に人が足りなく、採用を加速している企業が多いので、市場の成長により人手が必要な業界に関しては高めの給料を設定している傾向です。
また、採用市場において最近起こっているのが複数の同業種から内定が出た場合、資本力の強い企業は給料を上げて採用するということをしています。そのため、未経験でも給料が上がる業界はいくつかあります。総じて粗利が高い業界やマーケットが伸びている業界が当てはまります。それがコンサルティングや人材・M&A業界ということです。
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5. まとめ
粗利率の高い業界じゃないと給料に反映されにくい為、年収が高い業界に行かなければ転職する時に給料が上がる話にはなりません。よって20代のキャリアチェンジや未経験業界に転職する方に関しては、伸びている業界に転職することが自分の給料を上げる近道です。
年収を上げたければ年収の上がるフィールドに身を置くこと。未経験業界に転職した後に大切なことは、実績を出して活躍することが重要になります。年収の上がる業界とその業界での活躍が給料を上げていくためのポイントです。
新卒の時はやりがいや企業理念を重視するかと思いますが、やはり給料の大切さにも気づくはずです。ここから給料をどうやって上げていくのかは業界を選択すること今活かせるスキルや仕事内容を見た上で判断していくということが年収をアップさせるポイントになります。
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