2022.02.04

【どちらを選ぶべきか】ベンチャー企業と大手企業

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迷うなら、大手企業一択です。悩む必要はありません。圧倒的な資本力に加え福利厚生や働く環境が整っており、安定を求めるなら大企業。ベンチャー企業に行きたいのであれば、相当な覚悟を持っておく必要があります。

大企業の凄さ

ベンチャー企業と大手企業、どちらに就職・転職しようか迷うのであれば大手一択です。日本では大企業に対して「大企業病」「大手はオワコン」「いるだけでお金がもらえる(=仕事ができなくても)」「事業がマンネリ化している」など、ネガティブな意見もよく聞きます。しかし、「リーマンショックや3.11、コロナ」と行った未曾有の危機を乗り越えてもまだ数千、数万人の従業員を抱え企業存続し続けていることはすごいことです。働く場所としては「ヒト・モノ・カネ」が充実していて最高だと思います。土日・祝日はカレンダー通りに休みで福利厚生は整っており、最近では副業が認められているなど、良いことづくめです。

僕自身、経営者になって気付いたのですが従業員を優遇するのは簡単なことではありません。口で言うのは簡単ですが、社員が少ないベンチャー企業が福利厚生や働きやすい環境を仕組み化することはとても難しいです。ですから、迷うなら環境が整っている大手企業に入った方が幸せでしょう。

ベンチャー企業の現実

ベンチャー企業は、プライベートを削ってでも自社の事業を成功させるために全てを懸けている人たちの集まりです。つまり、ベンチャー企業で「働きやすさ」を求めるのはナンセンスです。強い意志や目的、覚悟がないのであれば中途半端な気持ちでベンチャー企業に行くことはおすすめしません
自分たちのサービスを広めていくために朝から晩まで営業をして、少人数でこれまで取り組んだことのない業務やタスクと日々向き合います。「やりがい」や「成長」は、何かを成し遂げた後についてきます。スマートできらきらしているなんてイメージを持っている人もいますが、実際のベンチャー企業の現場は、大変で泥臭いんです。

ベンチャーで働いている人は、仕事に全てを捧げてる人がほとんどです。そんな環境で働こうと思うのなら、あなたも同じくらいの覚悟がないと難しいと思います。ベンチャー企業へ就職・転職を希望する人の多くが、「成長環境がある」「早いうちから仕事を任せてもらえそう」と思っています。そういった環境は確かにあるかもしれませんが、実際は「朝から晩まで働くのみ」です。
イーロン・マスク(テスラCEO)が次のように言っています。「みんなが週に40時間働くなら、80時間働け。その中でも勝ちたいなら100時間働け」。仮に週に100時間働いた場合、1日平均16時間労働です。ここまでとは言いませんが、このような毎日を過ごす覚悟があるのならばベンチャーへ就職・転職をしても頑張ることができるでしょう。

副業?

「ベンチャー企業に行きたいのですが、副業はOKですか?」と質問をしてくる人がいます。前述のように、ベンチャー企業に就職・転職するには相当な覚悟が必要です。少なくとも1〜2年は「会社のメンバーと心中する」くらいの覚悟がないとついていけません。
ベンチャー企業のHPには楽しそうな写真が載っていたりすることもありますが、それは365日の中のほんのひとときです。ベンチャーでの仕事は地道です。誰もが想像もしない偉大なところにたどり着くために毎日地味な作業の繰り返しです。残業?月100時間労働?気にしていてはいけません。
お金もない、人もいない、認知度もないベンチャー企業が偉大な大手企業に勝つためにできることは、頭を働かせてモノを生み出し、それを時間を使って世の中に広めていくことです。

繰り返しになりますが、迷うなら大手一択です。大手に行くのが勝ち組でベンチャーに行くのが負け組とか、そういった話ではありません。あなたの実現したいこと、どんなキャリアを描いていきたいのかを考えて選択をしましょう!

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